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【熊本地震】震度7・6強ってどれくらい?過去の事例と建物の倒壊予想

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過去の例をみても最大規模の震度7を観測した『熊本地震』

 

 

震度7を観測しただけでは収まらず震度6強の余震も続いている現状です。

 

ただひとえに震度7・6強と言われても、かなり強いというのは分かると思いますが、具体的にどれぐらいの強さなのかよく分かりませんよね。

 

なので今回は

 

◼︎震度7・6強はどれくらいの強さがあるのか?

 

◼︎屋内の被害状況はどうなるのか

 

◼︎過去震度7・6強を観測した地震は何なのか?

 

◼︎震度7・6強が起こると建造物の被害はどれくらいになるのか?

 

の4点について紹介していきます。

 震度7・6強はどれくらいの強さなのか?

 

 

今回は、気象庁より発表されている震度7〜4までの人の体感や行動と屋内の状況について紹介します。

 

◼︎震度7

 

『人の体感・行動状況』

立っていることができず、はわないと動くことができない。

揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。

 

『屋内の状況』

固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。

 

 

◼︎震度6強

 

『人の体感・行動状況』

立っていることができず、はわないと動くことができない。

揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。

 

『屋内の状況』

固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。

 

 

◼︎震度6弱

 

『人の体感・行動状況』

立っていることが困難になる。

 

『屋内の状況』

固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。

ドアが開かなくなることがある。

 

 

◼︎震度5強

 

『人の体感・行動状況』

大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。

 

『屋内の状況』

棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。

テレビが台から落ちることがある。

固定していない家具が倒れることがある。

 

 

◼︎震度5弱

 

『人の体感・行動状況』

大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。

 

『屋内の状況』

電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。

座りの悪い置物の大半が倒れる。

固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。

 

 

◼︎震度4

 

『人の体感・行動状況』

ほとんどの人が驚く。

歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。

眠っている人のほとんどが、目を覚ます。

 

『屋内の状況』

電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。

座りの悪い置物が、倒れることがある。

 

 

以上が震度7〜4の体感・行動に屋内の状況になります。

 

今回の熊本地震では最大震度7ということで、上記に書いてあるように『はわないと動けないレベル』

 

それが1分ほど続いたとありました。

 

現地の熊本県の方々の不安といったら相当のものでしょう。

 

4月16日深夜もさらに震度6強の地震が起きましたのでさらなる被害が心配です。

 

私の家も熊本県ほどではありませんがかなり揺れて食器などが落ちてきましたし、連日の地震アラートで家族に不安が広がっている状況。

 

早く収束して欲しいと思います。

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過去に起こった同じ規模の地震事例は?

 

次に震度7・6強の地震が起こった過去の事例を紹介していきます。

 

震度7を新設した1949年以降、過去震度7を観測した地震は3つあります。

 

◼︎兵庫県淡路島北部を震源とする阪神大震災

 

◼︎新潟県旧川口町(現長岡市)を震源とする新潟県中越地震

 

◼︎三陸沖を震源とする東日本大震災

 

参考:震度7、過去に3回観測…阪神・中越・東日本 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

 

あの恐ろしい被害をもたらした東日本大震災と同じ規模の地震やそれに匹敵する規模の地震がこの2日で多く観測されています。

 

 

震度6強

 

◼︎2000年10月6日 鳥取県西部地震

 

◼︎2003年7月26日 宮城県北部地震

 

◼︎2007年3月25日 能登半島地震

 

◼︎2007年7月16日 新潟県中越沖地震

 

◼︎2008年6月14日 岩手・宮城内陸地震 

 

◼︎2011年3月12日 長野県北部地震

 

◼︎2011年3月15日 静岡県東部地震 

 

◼︎2011年4月7日 宮城県沖で地震 

 

参考:地震の年表 (日本) - Wikipedia

 

の8ヶ所が震度6強を観測した地域となります。

 

1996年に新たに整備された高感度地震観測網

 

これが整備されてから震度6が6強、弱とわかれましたのでこれより以前の分は含んでおりません。

 

 

それでも8ヶ所あり近年に近づくにつれ地震の規模が大きくなっているような気がします。

 

 

火山も多くさらに活断層も多い日本なので地震が起きないようにするのは無理かとは思いますが近年規模が大きくなっている傾向を考えると日頃の備えを十分する必要がありますね。

 

 

この記事を書いている最中、私の地域でも揺れを感じました。

 

私の地域でこれだけの揺れを感じるので熊本県内の方々はなおさら寝れない日々が続いていることでしょう。

 

何とか1日でも早くゆっくり休めるようになって欲しいと思います。

 

震度7・6強が起こった時の倒壊被害予想

 

今回熊本県で震度7・6強の地震が発生しました。

 

テレビでも見た方が多いでしょうが、多くの家々が倒壊されていますよね。

 

非常に大きな影響を及ぼしたことが容易に想像出来ると思います。

 

では他の地域でも同じような震度7・6強の地震が起きた場合、耐震性の低い建物や地盤・斜面はどういう被害が予想されるのか?

 

気象庁が建物の倒壊被害予想を発表しているので紹介していきましょう!

 

震度7

 

『木造住宅』

傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。

 

 

『鉄筋コンクリート建造物』

壁、梁(はり)、柱などの部材に、斜めや X状のひび割れ・亀裂が多くなる。

1階あるいは中間階の柱が崩れ、倒れるものが多くなる。

 

 

『地盤・斜面』

大きな地割れが生じることがある。

がけ崩れが多発し、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある。

 

 

震度6強

 

『木造住宅』

壁などに大きなひび割れ・亀裂が入るものが多くなる。

傾くものや、倒れるものが多くなる。

 

 

『鉄筋コンクリート建造物』

壁、梁(はり)、柱などの部材に、斜めや X状のひび割れ・亀裂がみられることがある。

1階あるいは中間階の柱が崩れ、倒れるものがある。

 

 

『地盤・斜面』

大きな地割れが生じることがある。

がけ崩れが多発し、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある。

 

参考:気象庁 | 気象庁震度階級関連解説表

 

 

と震度7・6強が起こったら上記のような建造物被害や地盤・斜面の被害が予想されます。

 

しっかりと耐震をすることで耐震性のない建物よりも、より安全性は増しますので家全体に耐震性を持たせたり、資金がない場合には、タンスなどが倒れてこない為にもしっかり固定したりと日頃からの注意が必要ですね。

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まとめ

 

今回熊本県で発生した『熊本地震』震度7・6強はどれぐらいの規模なのか?また倒壊などの被害予想について紹介してきました。

 

先日今後1週間は余震に注意が必要だと発表されてましたが、1つ1つの余震規模が大きく毎日不安を持って過ごされている方も多いと思います。

 

また直接被害のない地域の方も被害を心配したり、過去に起こった大規模の地震を思い出し不安の夜を過ごされている方も多いことでしょう!

 

今起こっている余震が収まると次に来るのが復興

 

東日本大震災の際に全国のみなさんが見せてくれた『絆』が今後非常に現地の方々の助けとなると思います。

 

中には、『本当は直接行って手助けしたい…けど家族がいるから』という方も多いでしょう!

 

私自身もそうなので募金を通して少しばかりでも被災された方々の助けになればと思います。

 

 

早く不安な夜があけますように。

 
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